憧れていた、圧倒的に強い人。

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圧倒的に強い人
結果を出し続けるアスリート
に憧れていた。

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パソコンのGoogle画面あがってきた
「野村忠宏さん」の写真を見て
ふと、いろんな思いがめぐります。

アトランタ五輪、シドニー五輪、アテネ五輪
と、柔道史上初の三連覇を成し遂げた野村忠宏さんは
私の中での「圧倒的に強い人」の代表です。

そんな結果を出しつづけるアスリートに
心底憧れを抱いていました。

なので、そんなアスリートの
マインド、行動、言動、モノの見方、
トレーニングスタイルなどを
必死にインプットしていた時期があります。

今思うと
「私にないもの」
「私に足りないこと」を
頑張って集めようと必死でもあり

裏を返せば
結果を出せない自分
ないものだらけの自分
人と比べて劣る自分を

自分自身がどこまでも受け入れられなくて

人に認められたくて
人から必要とされたくて

がんばっていました。

そんな自分を受容できずに
認められたくって
必要とされたくって
してきた行動のパターンや
自分の中にある満たされていない思いは
どこまで行ってもカタチを変えて表出してきます。

競技から離れてからも
自分の受容できてないアレコレは
カタチを変えては
表出してきましたね。

それが原動力となっていたのも事実。

ながらく時間を要しながらも

時を経て・・・

今は

「がんばらなくていいよ。」
と言ってくれる夫。

「お母さんが大好き！オレはお母さんに甘えたいんだー！！！」
と自分の気持ちを話す長男。

「ぼくのママ〜」
保育参観に行くと
ニッコニコで連呼する里子の次郎くん。

無条件で受容してもらえるその経験が
そんな家族の存在のおかげで　

ゆっくりと
ひとつひとつ
解き放たれていくのでした。

あんなにも憧れていた
圧倒的に強い人に対するあこがれは
ゆるりとほどかれていく感覚を覚えるのでした。

しかし、今も大好きなアスリートです＾＾

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