イノチと向き合うことは「自分の人生を生きる」スタート

命は有限。

人は、いつか必ず、死ぬ。
そして、この人生はただ一度だけ。

そんな一度きりの人生の旅路。
どう生きる？

そう問われているのであれば
何を繋いでいけるのだろう。

「つなぐ」って？
「イノチ」って？
「死」って？

これまでの経験
うまれもった境遇からも

そんな問いが
ぐるぐると
降りかかってきたことがある。

＊＊＊

生まれて来たことの意味を
問い続けてきた私は、どう生きていいか。
生きていることの意味を模索し続けた時期があった。

生まれてすぐに「死」を宣告されたけど
生かされた自分の命。

一方で
いとこの死。
母の死。
教え子の死。
そんな旅立った命。

また
血のつながりはなくとも家族となり
一緒に暮らす
大切な目の前の命。

私が私だから出会えた
そのイノチとの出会いは
ずっと感じていた劣等感や孤独感、無価値観

それらを包み込んでもくれた。

私も皆と同じように子どもが産めたらな。
私も、普通に恋がしたいなぁ。

そう何度も思っては
心の内にしまいこみ

自分の本音を覆い隠すことで
必死に守っていたんだよね。

でも
無条件で受け入れてくれる
目の前の小さなイノチが
私が私で良かったと思わせてくれ
これまでのすべてを肯定してくれるかのようでもあった。

そうして
子どもを迎えて２年が経ち
母が亡くなってから８年経った
２年前の２０１９年。

加藤昌樹さんがお伝えくださる「イノチのお話会」を
地元、魚沼で主催しました。

やっと向き合おうと思えた時だったように思う。

はじめて聞く「イノチ」のお話に
過剰なくらい・・・涙が溢れました。

＊

突然この世を旅立った
母親の早すぎる死に対して
「命は有限」だということを
ありありと感じつつも

亡くなったこと
その現実を受け容れがたく、
悲しみの感情に蓋をする時期が長らく続いていました。

そんな中、
結婚し、夫と何度も話して

子どもを迎え
家族をつくっていこう。

そう決めた、自分たちなりの道。

そして出会う事のできた

その
小さな命。

そんなイノチとの出会いは
人生に彩をあたえてくれ

そして

あー私は
生きよう。
生きたい。

そう強く強く
思うに至りました。

今は、もう一人家族が増え
我が家はみんな
血のつながりのない４人家族で暮らしています。

まぁそれはそれは毎日愉快で、ときに壮絶！？です（笑）

近頃
５歳の長男がふとしたときに
「産んでくれたお母さんに会ってみたい」
と言うことがあります。

またある時は
「本当のお父さんに会いたい。」と言ってきました。
唐突でドキッとしたこともあったけど

年齢、成長段階などそのときどきのタイミングで
真摯に向き合いたいと
切に感じさせてもらいます。

自分なりに　
自分の言葉にして
イノチについて
その本質をつたえていきたな。
改めてそう思わせてもらいました。

子ども達は
いつだって本質的な問いを
大人に投げかけてくれるからこそ

その問いに対して
真摯に、向き合っていこう
そう決めています。

それが私にできる
子どもたちに繋ぐ未来への道でもあると思っているから。

自分の人生の旅路で悩み、迷い、苦しむときがあったとしても

「生きること」
その一筋の希望となるのは

自分にとってどんな時も見方でいてくれる、たったひとりがいること
居場所があること
帰ってこれる場所があること

そんなんじゃないか。
今は、そう思っています。

そして
子ども達には
自分の命を大切にしてほしい。

だけど
その前に
自分の命も大切にしよう
そうも思えたのは自分よりも大切な存在のお陰。

そして
それは「イノチのお話」を聞く中で
確実なものとなっていきました。

ずっと未来が不安だったあのときの自分
どう生きていけばいいのだろう。
と、希望を持てなかった私がいたからこそ

未来を不安で覆うのではなく
未来に一筋の希望の光を照らし歩めるよう

可能性を未来に繋いでいきたい。

それは
ココカラ
いつだってスタートできる。

これは
「ココカラミライ」として活動の原点であり
これまでのすべての経験が
「可能性を未来に繋ぐ」ことへの想いとつながっています。

ずっと未来が不安だったあのときの私が
どう生きていけばいいのだろう。と、希望を持てなかった私が

学ぶことを通じて
人との出会いを通じて

また可能性をあきらめない大人との出会いで
未来に一筋の光が見え
希望を持ち進めるようになったのは
まぎれもない今までの「出会い」のお陰です。

その出会いの中で大切なことを学び
気づかせてもらい
そして「一筋の光」を見つけて歩んでこれました。

「人は出会いによって救われ生かされるんだね」
だからそんな出会い、学びあえる場を
共有し、分かち合いたい
という思いがあります。

言葉（メッセージ）との出会いや
人との出会い

その中でさまざまな経験を通じて

その意味づけの変化が起きたときに
これまでの自分の人生もまるっと
肯定でき
境遇を受け容れ
本当の意味で
自分の人生のスタートを切れるのではないかな。

イノチと向き合うことは
「自分の人生を生きるスタート」となるのではないかな。
そう感じています。

＊＊＊
「イノチのお話会」を開催します！
＊＊＊

今、改めて
この「イノチのお話会」を主催してお届けしたいと思っています。

子ども達がくれる問いに対して
蔑ろにするのではなく
向き合い、寄り添い
一緒に学び
一緒に考える
そんな自分でありたい。

「お母さんのお母さんは死んでお空で見守っててくれているだよね！」

「なんで？人は死ぬの？」

「死んだらどうなるの？」

「歳をとるとみんな死ぬの？」

「お母さん、死んでほしくないな。ずっと一緒にいたいのに。」

「イノチってなに？」

自分が自分の人生を生きるには
また
子どもも子ども自身の人生を生きるには

イノチと向き合い
その本質を知ること

そして
それを伝えていくことが
一端を担うんじゃないか
そう信じています。

オンラインでの開催になりますので
どこにいてもご参加いただけます。

その開催日等のお知らせは
しばしお待ちくださいませ♪

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