「弱音は吐いてはいけない」と思っていますか?

人には
それぞれ
これまで生きてきた中で培った
思考の癖があります。


特に子どもの頃の経験が
大きく影響しながら。


毎日、いろんな思考が浮かんでは
無意識でしている自分自身への声掛け。


「こんな自分じゃダメだ・・・」


実はこれ
私の心の中の口癖でした。


また

「弱音は吐いてはいけない!」

これもよく思っては
無意識下でも唱えているので

弱音を吐かないようにしている自分と

弱音を吐きそうになると、それを否定する自分。


だけど
本当は
自分の中の弱さ(これ、もちろんあるし。)

吐き出したい弱音だって沢山あった。

強くあらねば!
弱音は吐くべきではない!
と思っていたので

心の中に現れる
弱いと思っている部分やその気持ちを
なかったことにしようと蓋をする。


そうして蓋をすればするほど
心は疲弊する。


例えば
重い荷物を持っていたら
一旦置くと楽になりますよね。

そうやって
重いものを置かないで
持ち続けてると疲れるのと同じで


弱音だって
本音だって

出さないでいると
心の中で持ち続けていると
そりゃーつかれる。



だけど
私は
弱音も
ネガティブな感情も
吐き出すことって
よくないこと。


そうずっと思い込んでいました。

でも、実は・・・
これ、本当はすごく大事なこと。

あのね・・・

「なかったことにしないで」



そこにいるのに
いないものとして
存在を消されるって
辛いよね。

それと一緒。







子どもへ関わる時も
子どもの感じていることを
その気持ちを
ないものにしないこと。
これはとても大切です。

だけど
ついつい
やってしまいがちなのは・・・


ケンカして、泣いた。
転んで、痛くて、泣いた。
怖くなって、泣いた。
うまくいかなくて、泣いた。

そんなとき

「大丈夫!大丈夫!それくらいで泣かないの!」

って・・・言ってしまう。
(やりがちですよね~反省チュー)


でも
子どもの
その気持ちは
ここにある。


だから
なかったことにしないで



「痛かったね。」
「怖かったね。」
「悔しかったね。」

と声をかけてあげると
けっこうすぐに
落ち着いたりします。


また
言葉にできる年齢であったら
聞いてみることもオススメ



自分の言葉で
今の感情や
その時の気持ちを話して
それを受容される経験を積み重ねると

子どもの「心の土台」が育まれていきます。



または言葉のボキャブラリーや表現がまだまだ乏しいお子さんは
伝えらないこともあるので
代弁したり
選択肢を与えたり

「こんなときは
こんな感情になるよね」

と、整理してあげると
自分で気付いていくことができます。





***

子どもの気持ちも
自分の気持ちも

なかったことにしないで

そこにある
その大切な気持ちを
受け止めてあげることを
積み重ねていきたいですね。







【編集後記】

ふと、
本当の強さってなんだろう。
って考えることがある。

強くなりたくて
強くなりたくて

ずっとそう思っていた私は
芯のある強さを持ち合わせている人って

曲げない考えをもっていたり
自分に厳しい人では
ないんだな

そう察したときがありました。
また、心理学を学ぶ中でも繋がっていくことの一つでした。


考え方も柔軟性があって
しなやかな芯。

弱さも含めて、受け止め
表現できる

そして
他者の弱さをも受容できる

そんな人が強い人のように思うこの頃です。





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