精一杯やることが素晴らしいんだよ。子どもが教えてくれたこと。

子育てつれづれ
我が家での出来事です。

＊＊＊

1番にお風呂に入れなかったことを怒る息子。

「2番目じゃ嫌だ、1番に入りたかったのに〜！！」

なかなか怒りはおさまらず助長するさま。

何度も1番がよかった〜
と言い続けるので

（やれやれ・・・と内心です）

そこで
週末にせまった運動会の話に切り替えてみました。

「運動会のかけっこも1番になりたい？」
と聞くと

「あったりまえじゃん！1番がいいに決まってるじゃん！」
と（内心いいぞいいぞ、と思いつつw）

「そっか、あなたは運動会は一番がいいんだね。」

「お母さんだってそうでしょ！？」

「うん、そうだね。でも1番になれなったことがあったんだよね。」

「それじゃぁ2番だったってこと？」

「ううん」

「じゃぁ3番？」

「ううん、その組でいちばん最後の順位だった。転んじゃったんだよね」

と小学生の運動会のエピソードを話しました。

泣いたの？
悔しかったの？

と聞かれ

泣きながら走ったよ。
とっても悔しかったよ。

と、そのときの情景と気持ちを話すと

「お母さんさいごでもすばらしいんだよ。
せいいっぱいはしったことがすばらしいんだよ。」

と息子の言葉に…

ジーンときました。

＊＊＊

「思いやりを育むには？」

「相手の気持ちになるには？」

これは
何を教えるかよりも

経験の中で育まれていくことだと

私なりの問いを持って
子どもと関わる中で

またひとつ答えのようなものが見えた感覚を覚え・・・

あ～

子ども達がいつも本当に大切なことを教えてくれるなぁ。