「比べるクセ」がゆるんでいくプロセス

こんにちは。

心とカラダの土台づくりを通じて
可能性を未来へつなぐ
「ココカラミライ」
梅田あいこです。

*

前回の記事では、
「羨ましさが苦しくなる人の共通点」について
お話しました。

読んでくださった方から、
こんな声も届いています。

「比べないようにしよう!そう思っても
 気づくと、また比べてしまいます」

うんうん。
とても、自然なことなんですよね。

今日は、この

「比べるクセが、どうやってゆるんでいくのか」

そのプロセスについて、
お話ししてみたいと思います。

*

まず大切なことを、ひとつ。


比べるクセは、
性格や意志の問題ではありません。

それは、これまでの人生の中で、
心が自分を守るために身につけてきた
大切な反応のひとつです。

「比べてしまう私」も、
ちゃんと理由があって、そこにいます。

それは多くの場合、
生きていく中で身につけてきた
「心の反応パターン」なんですね。

*

たとえば、

  • 比べられることで、評価されてきた
  • 周りを見ることで、安全を確保してきた
  • 「ちゃんとしているか」を常に確認する必要があった

そんな環境の中では、

比べることは、
無意識のうちに身につけてきた
生きるために必要な力でもありました。

だから、
いきなり

「比べないようにしよう!」
「気にしないようにしよう!」

としても、
なかなか、うまくいかないんです。

*

では、
比べるクセは
どうやってゆるんでいくのでしょうか。

それは、
段階を踏みながらです。

いきなり
「比べなくなる」
わけではありません^^

*

① まずは「比べている自分」に気づく

最初のステップは、
やめることではなく、

気づくこと。

「あ、今、比べているな」
「また比べて、落ち込んでいるな」

この気づきが、
とても大切です。

ここでのポイントは、
責めないこと。

「またやっちゃった…」ではなく、

「あぁ、私の心、
 今もちゃんと守ろうとしてるんだな」


そんなふうに、
眺めてみてください。



*

② 比べたあと、心がどう動いているかを見る

次に起きているのは、
多くの場合、

  • 落ち込む
  • 自分を責める
  • 焦る
  • 無価値感が強まる

といった、
二次的な感情です。


ここで、
少しだけ立ち止まって、

「比べたあと、
 私はどんな気持ちになってる?」

と、自分に問いかけてみます。

これだけで、
心の動きに“間”が生まれます。

*

③ 比べた奥にある「願い」に目を向ける

比べるクセが
ゆるみはじめる大きな転換点は、ここです。

「私は、
 何が欲しかったんだろう?」

  • 安心
  • 認められる感じ
  • 大切にされている実感
  • 自分を信じて選べる感覚


比べてしまうとき、
本当は、
大切な願いが反応している
ことが多いのです。

比べることで
自分を責めるのではなく、

「私、これを大事にしたかったんだな」

と、受け取れたとき。

比べるクセは、少しずつ
役目を終えていきます。


*

④ 外ではなく「内側」に基準が戻ってくる

このプロセスを繰り返していくと、

  • 人より上か下か
  • できているか、いないか

ではなく、

  • 私はどう感じている?
  • 私は、何を大切にしたい?

という内側の感覚が、
少しずつ基準になっていきます。

そうなると、
比べるクセは

「やめようとして消える」
のではなく、

必要なくなって、静かに薄れていく

そんな形で、ゆるんでいきます。

*

だからもし、今。

「また比べてしまった」
「なかなか変われない」

そう感じているとしたら。

それは、
失敗ではありません。

ちゃんと、
プロセスの途中にいます。

比べるクセがあること自体が、
これまで一生懸命
生きてきた証でもあります。

だから、
無理に手放そうとしなくていい。

気づいて、
立ち止まって、
自分の願いに触れる。

その繰り返しの中で、
比べるクセは
静かに役目を終えていきます。

その静かな変化を、
大切にしてみてください。

その過程そのものが、
心の土台を育てています。



*****

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