だって、産めないんだもん




家族で食卓を囲み、
子どもと川の字になって寝る
そんな日常。

誕生日のお祝いを家族でしたり
クリスマスには
サンタさんを装い、プレゼントを枕もとに置く。

年に一回は家族旅行。
山や、川、キャンプも行きたいな。

a man and a woman assisting a girl while jumping
Photo by Agung Pandit Wiguna on Pexels.com


「結婚し、子どもと暮らす」

ありふれた日常
ごくごく普通の家庭を持つ
そんな暮らしに
憧れた。


だけど
そんな憧れを
必死で消そうと
目を背けるようにすることが
癖づいた。



「だって、産めないんだもん。」







何度も何度も
あきらめようと
目を背け
自分に言い聞かせ


いろんな理由を並べては
自分を納得させうようしていたあの頃。



「産めないカラダ」


ここに、向き合いたくない自分と
それを正当な理由とする自分

矛盾するさまに
嫌気がさしながら



「なんで、
こんなカラダで生れてきてしまったんだろう。」

「なんで
生れてきてしまったんだろう。」


何度となく
そんなメッセージも木霊した。


だけど、それは
絶対に誰にも言ってはいけないと思った。

とくに母親には。


母が自分を責める姿が想像できたから。



「子どもが産めないカラダに産んでしまってごめんなさい」


母から言われた
その言葉は忘れもしない。


本能的に感じた
親を悲しませたくない
その気持ちが

幾度どなく
自分の気持ちを抑えるようになった。



自分の気持ちってね

抑えつづけ
ごまかしつづけ
ウソをつきつづけていると

自分で自分の気持ちなんて
わからなくなる。




「子どもが産めない」

そう告げられたときに

本当は言葉にできないほどの
悲しみ、絶望感を感じたけど


私が私の気持ちをあらわにすると
親が悲しむ。

このときは
このことの方が耐え難いものだったから。



長年の癖は
なかなかしぶとい。

うん、なかなかねw


だけど
今は
必死で気持ちを押し殺そうとするんじゃなく
抑圧してないものにするんじゃなく

ここにある
自分の気持ちを
大切に大切に扱うように意識している。

うん、
大切に大切に。

こうやって
そんな自分の気持ちを大切にすること
表現すること
伝えることを

少しずつ
少しずつ
するようになった


そうやって自分が自分の感情や気持ちを大事にできると
相手の気持ちも大切にできるようになるから。





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