子ども達の心理的な発達において大切なこと①




おとといは
地元での3年ぶりの開催となった
打ち上げ花火の鑑賞を
家族で楽しみました。

間近で見ては感動する大人をよそに

その「ドカーン!!!」と鳴り響く大きな音に怖がる子ども達。

「怖いよー。怖いよー。」

と、涙目になりながら私にしがみつくので
「怖いよね。しっかりつかまってていいからね。」と
抱きついてきたそのカラダを私もしっかりと抱き返す。





「爆弾みたいだよ。死んじゃわない?花火の近くにいる人は危険じゃないの?」

「うんうん、爆弾みたいで怖いよね。
大丈夫だよ。死なないよ。」

ドカーン!と大きな音が鳴るたびに
身体をぎゅっと固くし、耳に手を当てる息子。

私の手で一緒に耳を抑えると
このまま僕の耳を守ってくれて言わんばかりに
自分の手で、私の手をグッと抑えて耳に当てる。

「母さんが耳、ふさいでてあげるね?」というと
「うん、お願い」と。

その「耳を抑える手を離さないでいて」と言われ
大きな音が鳴るたびにしっかりと耳に手を当てました。

しばらくすると
「音に慣れてきた!怖くなくなってきた!花火キレイだね!」
と話しては、
私の手首をつかんでは、自分の耳に当てていた手は離れて
きれいだね~と一緒に楽しむことができました。

家族で花火を楽しむひとときに
幸せを感じました。

*****

今日は
【子どもたちの心理的な発達において大切なコト】
を書こうと思うのですが・・・

このテーマで話をしようと思うと
たくさんお伝えしたいことがあって
あふれてしまいます^^;

前回も書きましたが
心理カウンセリングを基礎から学び
心理的な発達をサポートするための養成講座の中で
とっても大切な考えや知識を学びながら
これまでの
子どもの発達の学び、脳科学の学びなどが統合されていき
整理しながらも
自分が苦しかった経験からも
子どもと関わる方、お母さん、お父さんにお届けしていきたい気持ちでいます。



【子どもたちの心理的な発達において大切なコト】
として今日はまず
「子どもの心の発達」において重要な「安全基地をつくるということ」

そのお話をさせて頂きたいと思います。



人は、
心の中にしっかりした安全基地が
つくられていると

基本的な安心感を持って
人生を生きていくことができます。



基本的な安心感とは、

「自分は自分のままでいいんだ」
「何があっても自分は大丈夫だ」
「この世界は安心できる場所だ」


といった感覚にもとづく安心感のことです。


心の中の安全基地がしっかりしたもので
あればあるほど、
この基本的な安心感が育ちます。



そして、
基本的な安心感が育つほど、
私たちは
失敗を怖れ過ぎることなく

チャレンジしたり
好奇心、意欲をもって
さまざまなことにトライしたり

他人の目を気にし過ぎることなく
自分の気持ちや考えを表現したり
することができるようになります。


そのためにも
心の土台となる「心の安全基地」を
確立することが大切になります。


心の安全基地とは、
心の中の安全な領域のことで
他者から侵入されることがない
干渉されることがない

そんな安全な領域を
心の中につくることで

心の安全基地は作られていきます。


そして
その安全基地が頑丈なものになるほど
私たちの中には「安心感」が育つのです。

その安全基地づくりは
子どもの頃の親や養育者の関わりが
とってもに重要になってきます。


安全基地づくりに大切な子どもへの関わり方や
その具体的な方法はまた次回^^

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~お知らせ☆お願い~

ひとりぼっちをつくらない。
ともに社会で子どもたちを育て支え合える環境を。
そのための
「・心の発達、成長のサポートのために親ができる環境づくり」
「・子どもの心の土台づくり、心の安全基地づくり」
をしていくためのお話会しています。

子育てママのお声をききながら進めていきたく

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どういうことをお願いしたいかというと
子育てで悩んでいること、困っていることをお聞かせいただけませんか?
過去の悩みでもこれからの心配事、不安でもなんでもOK です。
子育て中の方に限らず、子どもと関わる機会があって
こんな悩みや困りごとがある。そんなお話もぜひ聞けるととっても有難いです。





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