「家族をつくる」ということ。

幼いこどもは
いろんな感情、思いを
表現し、伝えるとき
そのすべが「泣く」ことなんだよね。


そんな「泣く」という現象に対して
親はとても感情が動くものだなぁ~と
つくづく・・・

それを俯瞰する自分。


あぁ~
こうゆう場面
こうゆう出来事
私はこんな価値観をもっていて
感情が動くんだよね。

やれやれ
親という
生き物は・・・

と思っては

もぅなんて
学び多き日々なんでしょう。
成長させてもらるのでしょう。


そう思えるようになったのは
自分と向き合うプロセスを含めて

いつも子ども達が教えてくれる。



だけど
ときに

子どもが
大泣きしては
そのときの感情をあらわに
思いを訴えてきたとき



どんな言葉を紡ぐよりも
真っ先に
抱きしめなきゃ
抱きしめたい

そう思うことがある。



「はなしてー!」と叫ばれることもある。
だけど、
「イヤダー離さないー!」
と抱きしめる。


そんなときは
離しちゃいけないとき

そう思うから。




***






コロナ禍で
自殺者が増えたことを警察庁が発表しています
とくに、小、中、高の自殺者が増えたとのこと。

あのね
人はどんなに沢山の人に認められたとしても
信頼できるたった一人の中に

自分の居場所が見つけられないと

その人の中に自分がいないとわかると

孤独になる。

気持ちを分かち合える
たった一人とのつながりを
感じられなくなった時に

人は、自らイノチを断ってしまう。


――――――
古事記から読み解く「イノチのお話」をいつも全身全霊で伝えてくれる
加藤昌樹(マッキー)さんがお話してくれたこと。
(※可能性を未来につなぐ「ココカラミライ番組」内でも話しています)
音声配信フォームはこちらです⇒ https://www.reservestock.jp/events/512393
――――――



だから、
コロナ禍で家にいることが多くなった
子ども達は

居場所をさがして
居場所をもとめて

それでも
居場所が見つけられなくて


「生きる」という選択が
できなくなる


そういった事実があるということ。




家ってなんだろう。
家族ってなんだろう。



そんな問いが木霊する。

【「家族」をつくる  ~養育里親という生き方~ 村田和木 著】

最近読んでいたこちらの著書


「家族は自分の根っこを支えてくれる大事な存在だ。」

この言葉が目にとまる。

本書の中では
さまざまな里親家庭が紹介されています。

そのうちのお一人の方(里親)が話す内容に

学生の頃、自分のすべてが嫌いだった

そう話していました。



そして
=====
「顔も姿形も性格もみんなイヤで自分に自信が持てず、自己嫌悪のあまり、自殺を考えてこともあります。でも周囲をはじめ、家族も親戚も、そんな私を愛して、支えてくれたんですよ。私には家族から必要とされているという確信がありました。だから自殺なんてできなかったし、家族を悲しませないために、地道に、まじめに生きていかなければならないとも思っていました。」
(著書より)
=====


この里親さんは
学生時代に児童養護施設を訪問したことがきっかけで
親がいても、家庭のない子どもたちがたくさんいることを知り
強い衝撃を受けたそうです。
私も同様、情報を調べては事実を知り、また里親研修を受けるまでは
無知でしたので、衝撃を受けました。


家族は、自分の根っこを支えてくれる大事な存在であり
本来、家とは
心のつながりを感じられる場所



それなのに
世の中には
支えてくれる家族がいない子ども達がたくさんいる。
ということを知って

それから
里親になりたい
と思うようになった。」

そう本書に書かれていました。



***


そんな話に触れて
思い出すことがあります。



それは、学生時代
どうにもこうにも
行き場のない思い
自分で処理できないさまざまな感情、気持ち
それらが溢れては
家で表出し
荒れたり、爆発することがありました。


何度も心が折れそうになり
自らの命を大切にできないときもあった。

だけど、生きてきた。



折れそうになりながらも
その時の精一杯で
立っていられたのは



ただただ、
となりに一緒にいてくれた
どんな選択をしても応援してくれた
親、家族、周囲の存在。


愛してくれる存在を肌で感じていたこと。


自分の心の拠り所が
心の居場所があったこと。


人によって救われてきました。





だけど
「家族」というものが
家というその「居場所」が
誰もが必ずしも
「心の拠りどころ」となっているとは限らない。


だけど
大人になった私たちには
選択をすることができる。


気持ちを分かち合える
たった一人とのつながりを
取り戻すことだって
きっと、できる。

それが
こどもとのつながりであるようにも
感じています。

そして
今、自分達なりの家族を築き

未熟ながらも
精一杯
それぞれが
家族となっていくプロセスの中で気づかされる。


心の拠りどころとなれる
居場所となれる

そんな家庭を築くことが
私がしたいこと。


その家族のあり方を問うては
その社会の最小単位である家族が幸せであれる姿、形を
これからも模索して
そんな幸せな家庭が増えることを願ってやまない。





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