「心の土台づくり」にとっても大切。子どもの気持ちに寄り添うこと
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我が家での一幕。
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あるとき
泣いている弟を前に
「泣きたいときは、泣いていいんだよ。」
と話す兄。
そんな姿を見てジーン となる私。
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よくね 「それくらいで泣かないの~!」 とか 親はついつい 言っちゃうと思うんですよ。
だけど 一つ意識してきたことは 子どもが感じる その感情を その気持ちを否定しない。
だって、悲しい だって、悔しい だって、切ない
それを 涙を流して表現しているときに 気持ちを代弁し受容する。
「これこれこうで 悲しかったんだね。」
「それは泣いちゃうよね。」
そうすると 相手に対しても こうやって寄り添えるようになるんだなぁ
と弟に向かって話している兄を見て
気付かされます。
いつも 子ども達が大切なことを 教えてくれます。
![](https://umedaaiko.com/wp-content/uploads/2021/07/258563_s.jpg)
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「子どもの気持ちに寄り添う」って?
「気持ちに寄り添う」
これは
子どもの心の土台づくり
心理的な成長に
とーっても大切なことです。
今日は「発達心理学」の視点から
「気持ちに寄り添うこと」について
お伝えしていきます♪
言い換えると
子どもが自己を確立していくうえで、
ありのままの自分を認めてもらう体験が、とても大切です。
ここで言う「ありのままの自分を認めてもらう」とは、
「自分が感じていることを、そのまま認めてもらう」ということ。
その体験をくり返すことによって、
子どもの「自己」は成長するのです。
親側の立場で言うと
「子どもが感じていることをそのまま認める」
ということになります。
良い、悪いや
正しい、正しくないのジャッジではなく
具体的に
「子どもが心の中で感じていることを、鏡のように映し返してやるとよい」
ということになります。
誤解のないように補足しますと
ありのままを認めると言うと
・子どものやりたいことをなんでも認めて、尊重しましょう
・なんでもかんでも子どもの好きにさせてあげましょう
とは違います。
ここで明確な線引きとして必要なのが
認めてあげるのは、
子どもが感じてること、気持ちであり
子どもの行為、行動ではないですよ!
ということ。
![](https://ci6.googleusercontent.com/proxy/z_pttQ8T93Q348fJiauF1DcbnYOBLmYYFuVppbFEGiWdWdGJmiXUDfKhdk0HbtC96TtQ4xa9czOCHzTa1IdcgGWtbqTJM0uM2iSYi7ozUf4Je2PWL-c=s0-d-e1-ft#https://image.reservestock.jp/pictures/24976_MzhmNDRkMDVjNTNlM.jpeg)
人は、鏡の中の自分を見て、
はじめて自分の姿に気づけるように、
子どもは、
親が映し返してくれる言葉を聞いて、
はじめて自分の感情に気づき、
それをしっかり味わえます。
なので、子どもの心の中に
悲しみの感情が生じているときは
「悲しいね」と
怖れの感情が生じているときは
「怖いね」と
怒りの感情が生じているときは
「腹が立つね」と
こうして、子どもの心の中に生じた感情を
親が鏡になって映し返してやると、
子どもは、
「ありのままの自分を認めてもらった」
という体験をするのです。
逆に、映し返しをしてもらえない場合、
それが、情緒的な「見捨てられ体験」になってしまうこともあります。
しかし・・・
やってしまいやすいのが
「大丈夫、怖くないよ」
「そんなことで、泣かないの!」
なーんて、声がけ。
これ、自分がされたらどうでしょう・・・?
悲しんでいるときに
「大丈夫!大丈夫!元気出して!」
って言われたら?
もう~なんにもわかってもらえない
( ;∀;)
ってなりますよね(笑)
これ、大人と子どもの間だと
けっこう生じやすいんじゃないかな。
ですので、そんな時は
「うんうん。そっかー。今、そう思うんだね。」
泣いている時は
「悲しかったね。」
「嫌だったね。」
「○○が嫌だったんだね。」
と、感情を受容し
子どもの気持ちを代弁し
寄り添いたいですね♡
大泣きする子どもに
「そんなことで泣かないの!」とは言わずに
感情を受容し、代弁すると
その安心感から
けろっと、泣き止むことが多いんですよね(^^)
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そのためには
親自身も
そんな「悲しみ」などの感情を受け止める
「心の器」をもっていることが大切になってきます。
自分の中の「悲しみ」や「不安」や「怖れ」などを
自分でちゃんと受けとめることができないと
子どもが悲しんでいるときも、
その悲しみを受容することができなかったりします。
ですので
自分が自分の気持ちを受容できる。
これ、とーーーっても大事です。
このお話はまた今度させていただきます♡
【編集後記】
自分を受容する・・・これ
めっちゃ難しいんですけど~!!!
そんな声も聞こえてきます。
私自身
いつも自分に手厳しく
ダメ出しをし
叱咤激励をする
そんな自分がいました。
ですので、コツコツ感情を受容するトレーニングもしてきました。
コツコツ・・・
すごく大事ですし
着実に受け入れる心の器は育まれていきます。
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