子どもが泣いたとき、大人にできるいちばん大切なこと
こんにちは。
心とカラダの土台づくりを通して
可能性を未来へつなぐ
「ココカラミライ」の
梅田あいこです
*
毎年春は、
市内の各保育園を巡回して
運動教室を行う時期。
「転びやすい子が多くて
どうしたらいいんでしょうか?」
「鬼ごっこをすると
ぶつかる子が続出して、困ってます。」
などなど
子どもの運動発達に関して
毎年、聞かれるコトです。
(便利な時代の中
カラダを使うことが激減している現状からも起きていますよね。)
そんな中で、
園の先生方と
そのときどきの質問にお応えしたり
現場の様子を伺う時間は
私にとっても学びの多い
大切な時間となっています。
*
さて今日は、
運動教室で保育園に
出向いたときに感じたことから
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子どもが泣ことの意味
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について
お伝えしたいと思います。
*
では、はじめましょう~
*
先日、
保育園に運動教室で出向いたときのこと。
元気いっぱいに走っていた子が
転んでしまい、
また、提示した運動課題がうまくできなかった子が
「えーん、えーん」
と、涙をこぼす場面がありました。
(こうした場面、子どもたちの日常ではよくありますよね^^)
そのとき、
そばにいた保育士さんが
こう声をかけていました。
「そんなことで泣かないの!」
きっと先生にとっては
励ましや
「大丈夫だよ」という
思いが込められていたのだと思います。
忙しい保育の現場では、
全体を見ながら一人ひとりに関わる難しさもあり
先生方も子どもたちを思って
精一杯に関わっていらっしゃいます。
それでも、その声かけを聞いたとき、
私の中に、なんとも言えない気持ちが静かに広がっていきました。
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「そんなことで泣かないの!」
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保育の現場では
よく耳にするこの言葉。
でも
改めて立ち止まってみると
「そんなこと」とは、
あくまで“大人の物差し”で見た世界です。
けれど、
子どもにとっては
“心が大きく揺れたこと”
かもしれません。
大人から見れば
ちょっとした
転倒かもしれませんし
ちょっと
うまく出来なかったコト
かもしれません。
でも、子どもにとっては
「怖かった」
「痛かった」
「うまくできなくて悔しかった」
そんな気持ちがあふれて
涙になって
出てきているのかもしれません。
それを「泣かないの」と
止めてしまったら、
子どもは
「この気持ちは感じちゃいけないんだ」と思い、
少しずつ
自分の感情をしまいこむようになるかもしれません。
*
泣くことは心の自然な反応。
転んで泣く。
うまくできなくて悔しくて泣く。
それは、
子どもが“心を動かしながら育っている証”
でもあります。
「できなくて悔しい」
「うまくやりたいのにできないもどかしさ」
「みんなに見られて恥ずかしかった」
そんな感情は、
どれもその子にとって
とても大切な心の動きです。
それを
ちゃんと出せること
泣いていいと思えること
そして
子どもが泣いたとき、
大人がどう受けとめるかは
子どもの
「感じていい」
「出していい」という
自己受容の土台にもつながっていきます。
*
転んだとき
うまくできなかったときに
泣くのは、
悔しさ・痛さ・恥ずかしさ・不安など、
さまざまな感情が一気にこみ上げた証です。
泣くことには
痛い・悔しい・恥ずかしい・不安…
たくさんの気持ちが詰まっています。
それを
ただ「泣くな」と抑えてしまうと、
感情の処理が途中で止まり、
未消化のまま心に残ることがあります。
*
泣いている子に
大人ができることは、
「泣かないの」
と止めることではなくて、
その子の気持ちに
そっと寄り添うこと。
言葉にならない気持ちを
代弁して
受容してあげること。
たとえば
「びっくりしたね」
「悔しかったんだよね」
「できると思ってたのに、うまくいかなくて悲しかったんだね」
そんな風に
子どもの中にある気持ちに共感してあげること。
たったそれだけでも
子どもは
「感じていいんだ」
「わかってもらえた」
と感じて、
安心して前に進むことができます。
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私たち大人が
「泣いてもいいんだよ」
と受けとめられること。
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それは、
子どもにとって
「どんな自分も大丈夫なんだ」と思える
心の根っこにつながっていきます。
そんな想いを向けられることが、
きっと子どもたちの未来に
小さなやさしさの芽を育んでいくのだと思います。
*
子どもたちは
私たちにたくさんのことを教えてくれます。
泣くことも
転ぶことも
間違うことも
全部が“成長の途中”の大切なサイン。
その気持ちを大切に受けとめることは、
その子の「心の根っこ」を育てることにも
つながっていきます。
小さな声かけひとつで
子どもの心は安心したりします^^
そして
「どんな気持ちもあっていいんだ」
と思えるようになります。
その子の涙が
自分を大切にできる
やさしい心の芽を育てていく時間となりますように。
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