「みんなずるいな、お母さんからうまれてて。」

こんにちは

心とカラダの土台づくりを通じて
可能性を未来へつなぐ
「ココカラミライ」
梅田あいこです。








小学2年生の3学期の
生活科の授業では

【大きくなったわたしたち】

といった

大きくなった自分
これまでの自分をふり返り
それらをまとめていく
生い立ちの授業があります。





小学2年生となった
特別養子縁組をした長男のクラスにおいても


それが今
現在進行形で行われています。






特別養子縁組・里子養育中の
我が家では
またひとつ
ふかく
ていねいに
向き合うカタチ
その時間をもらっています。








先日のこと。

学校から帰ってきた息子が

「あ~みんな、ずるいな
お母さんから生まれてて。」


と言いました。



生活科の授業で

【大きくなったわたしたち】

その授業が
はじまったばかりの頃でした。



これまでも、
何度か
「オレ、お母さんからうまれたかったな~」

ということを発していましたが


今は、また
幼児期とはちがった
息子の理解がある中で


「あ~みんな、ずるいな
お母さんから生まれてて。」

と放つその言葉や



「友達から
 太朗って拾われた子なの?
 って言われたんだよね・・・」

と話してきたことからも



学校の
「友だち」と「ぼく」の
『ちがい』という部分を
より感じている最中なんだろうな
思いました。






その授業は
(私の知る限りですが)

・産まれる前のこと
・生まれた時のこと
・赤ちゃんの頃
・幼児の頃

どんな様子だったか。

お父さん、お母さんは
どんな気持ちだったか。

など


子どもが親にインタビューをして
それを記事にまとまるということを
しているようです。





生まれる前から
はじまったそのインタビュー。




早速、息子は

「生まれる前は
お母さんはオレのコト
わからないでしょ!」


と、まぁ少し
投げやりな感じ(^_^;



「生れてくる前、出会う前の
お母さんとお父さんの気持ちは
たくさん話せるよ~」


と言うけど


「書かない!
先生にも書かなくていいって言われた。」

と放つその姿に


特別養子縁組をしている息子にとって
他との違いを
ありありと感じていることを
間近で魅せられます。




また、
その授業がはじまってから
何度も彼の口から
発せられたことが


「産んでくれたお母さんに会いたいなぁ」

ということでした。



以前の私なら
そんな彼の発言に
ゆれ動いていたと思うのですが
今は、かなりここはフラットにもなり


こういった会話も
これまで何度もして
聞いてきた部分だったので


そりゃ~そうだ。
と心底思い


「ホントさぁ~
会いたいよね。」


と共感しては


今は、
すぐには会うことはできないことや

大きくなったときに
こうしてみよう。

という話をしています。




また、これまでは
息子への共感の意を示す
その気持ちで


死別している
自分の母のことを出し

「太朗のその気持ち、わかるよ。
お母さんもお母さんに会いたいもん。」


と、

会いたいよね。
その気持ち
いっしょだね。

そう示すと
落ち着いていた息子も



今は
そうもいかず・・・(-_-;)



「でも、お母さんは
会ったことあるじゃん!
子どものときは一緒に過ごしていたんでしょ。
オレはこれまで
1回も会ったことないんだよ。」

と言ったりします。




本質的には
私と息子のソレは
もちろん違う。



また、

「次郎は(下の子)
お母さんの写真があるけど
オレのお母さんの写真はない。
次郎ばかりズルい。」


と放ったり


幼児期には
「オレたち、兄弟なんだ♪」
周囲に嬉しそうに言っていたけれど


最近は
とうとつに

「オレたちは、
ほんとうの兄弟じゃないんだ!」

と発したりもしてきました。









その都度、
私自身もまた
ゆれるんですよね。



幼児期とは違った
息子のリアクションや問い

そのことへの理解が現実的であり
変化していることに


ゆらゆら

ゆさゆさ

感情が動いては

今日もまた
深く向き合う時間を
もらっている真っ最中です。






【編集後記】


「ねぇねぇ
どうして、オレを産んだお母さんは
オレを育てることが
できなかったんだろう?」


最近
そんな率直な
問いを向けられました。



そして

「もしも
お父さん、お母さんが死んじゃったら

おれのことは
誰が育ててくれるの?

おれたちは
どこに行けばいいの?」

と聞いてきました。



あぁ

そうか

うん、
そうなんだよね。



いちばん揺れ動いているのは
彼ら自身なんですよね。


言い知れない不安として
あるモノはある。



「ここに居ていい。」

「あなたの居場所はある。」




しっかりと届けたい
根底のメッセージを
胸におき



今日も
子ども達にとって


「帰れる場所としてあること。」

「心の居場所としてあること。」


を大切にしていきたいなぁ
と思うのでした。



人は、きっと
そんな『心の居場所』があるから
生きていけると信じて・・・








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