親に甘えられなかった方への処方箋~子ども時代に満たされなかったコトを満たす~
こんにちは
カラダと心の土台づくりを通じて
可能性を未来へつなぐ
「ココカラミライ」
梅田あいこです。
急に寒くなりましたね。
みなさん
お身体お変わりありませんか?
我が家は、先日まで
家族で次々に体調をくずしていました^^;
*
さて、今日は
前回に引き続き
今日も
【子ども時代に
満たされなかったコトを満たす】
このテーマで
お届けしますね。
*
早速、はじめていきますね~
*
前回は、
『甘えと自立』の関係について
お伝えし
「子どもの頃、親に
存分に甘えることができた子ほど
心理的に自立できる」
というお話をしました。
自分の子ども時代をふり返ったときに
なかなか
親に甘えられる環境では
なかったなったな~と
感じられた方もいらっしゃると思います。
時代背景や
その時代の通念からも
甘えることができなかった方も
多くいらっしゃると思います。
また、例えば
親が
常に多忙だったり
病気がちな状況であったり
精神的に不安定な状態であったり
etc…
そのような場合
子どもは、甘えることが
難しい状況になりえますよね。
はたまた
夫婦仲が悪く、
ケンカばかりしていたような場合も
子ども時代に
親の機嫌をとる役割や
仲を仲裁する役割を担っていた方も
いらっしゃるかもしれません。
その結果、
「甘えられる」には
ほど遠い状況だったかもしれません。
もし
そんな子ども時代を過ごしていたな~
と感じた場合も
どうぞ、これまでの自分を
卑下するのではなく
「ホント、よくやってきたよね~」と
労ってあげてほしいな。
と思います。
そして、私たちは
何歳になってからでも
自分の生き方を見つめ直して
変化していくことができます。
だからこそ
子ども時代を見つめ
知っていく歩みは
「本当の自分の人生を生きる」ことへの
入口とも言えます。
前回もお伝えしましたが
・子ども時代を見つめたり
・子ども時代に満たされなかったコトを満たす
そのコトの大切さを
お伝えしているのは
自分の状況を悔やむために・・・
ではなく
『自分が望む、幸せな人生を歩むためであり
より心豊かな人生を送るため』
であり
『未来を不安でおおうのではなく
可能性を未来につなぐため』
です^^
*
そこで!!!
「子ども時代に満たされなかったコト」を
自覚して、健康的に満たしていくことが
大切になってきます。
それは、どうしたらいいの?
ということに関して
詳しくお伝えしますね^^
まず、
「存分に甘えることができた子どもは
なぜ心理的に自立できるのか?」
といったところから
話を始めたいと思います♪
*
乳幼児期の子どもは
親が自分のそばにいて
自分を見守ってくれることを望みます。
これは最も基本的な「甘えの欲求」です。
そして、
その欲求が満たされる経験を重ねると、
子どもの心の中に安心感が育まれ、
子どもは少しずつ
外の世界の探検を始めるようになります。
ですが、
最初のうちは、すぐに不安になり
親の元に戻ってきては、甘えます。
そして、
その甘えを受けとめてもらうことによって
子どもの安心感はさらに育まれ
再び外の世界の探検に向かうのです。
こうしたことを繰り返しながら
子どもは少しずつ行動範囲を広げ
外の世界を探検するのですが
不安になって後ろを振り返ったら
そこにはちゃんと親がいて
見守ってくれている
という体験を何度もすることによって
やがて、子どもの心の中に
「見守ってくれる親」
「受容してくれる親」
のイメージが定着します。
これが「親の内在化」です。
より正確な言葉で表現すると
「受容的な親 の内在化」 です。
「受容的な親」が内在化すると、
子どもは、親の姿が見えなくても、
安心して外の世界に出ていけるように
なります。
なぜなら、心の中に
「見守ってくれる親」「受容的な親」が
イメージとして存在するので、
実際の親が目の前にいなくても、
安心して行動できるのです。
ここまでが
「存分に甘えることができた子どもは
なぜ心理的に自立できるのか?」
についてのお話でした。
さてさて
話を戻して、
自分の子ども時代をふり返ったときに
なかなか
親に甘えられる環境では
なかったなったな~と
感じられている方への
処方箋をお伝えしますね。
子ども時代に
「受け容れてもらう」という体験を
十分にすることができなかったのであれば
今からそれを補うとイイんです!
ここを
丁寧に
しっかりと
取り組むことは
本当に効果絶大です!!
例えば
じっくりと時間をかけて
配偶者や友人と「健康的な関係」を
育んでいって
お互いを対等に受容し合えるような
お互いに健康的に甘え合えるような
そんな関係を築いていくことは
とっても有効です。
(「健康的な関係とは?」についても
今度、お伝えしたいと思っています^^)
また、プロのカウンセラーやコーチの
セッションを受け
自分の感情や気持ちを存分に話し
それらを受容してもらう体験を
くり返すことも非常に有効です。
私自身は、
まず夫婦関係の中で
お互いに健康的に甘え合え
お互い受容し合えるようような
そんな関係を築いていくことに取り組み
「人間についての学び」
「人の心のついての学び」
と併用して
コーチからのセッションを
重ねていきました。
この体験を
しっかり詰めたことの恩恵を
受け取っての今があります^^
*
子ども時代に満たされなかった
アレ、ソレ、コレ、に
お気づきになられたら・・・
等身大の自分を
受け容れてもらうことが
できなかったのであれば・・・
ぜひ、今からできることに
取り組んでみてほしいな
と思います♪
【編集後記】
・よい子のときの私
・成績がいい私
・結果をだしている私
・頑張っている私
・親の期待にこたえる私
・聞き分けのいい私
・がまんづよい私
そんな「私」でいると
「いい子だね。」
「えらいね。」
と言われたり
喜んでもらえ、
そんなときの「私」を
認められた。
だけど
「ダメな私も」
「甘える私も」
「ダダをこねる私も」
「何をしていても」
「何をしないくても」
本当は
なんでもない
私を受け止めてほしかったんだよね。
どんな時の
どんな自分でも
受け容れてほしかったんだよね。
子どもの頃に
満たされていなかったコトは
大人になると、形を変えて
満たそうとします。
それは不健康な満たし方に
なっているケースが多いです。
前回もお伝えしましたね、
例えば
仕事において、
業績を出し、認められことや
賞賛されるのを過度に求めたり
周囲からの評価に過敏に
こだわったり
近しい友人や、配偶者など
身近な人との関係で
依存的になりすぎたり・・・
また、
子どもが評価されたり
認められることに
エネルギーを注ぎ
子どもを一流のスポーツ選手に育て上げようとしたり
有名大学に合格するように力を注いだり
など・・・><
ぜひ、健康的に
満たしていくコトに
取り組まれていかれてみてくださいね♪
大きな
大きな恩恵を受け取ることができますよ~^^
ここが満たされると
健全な向上心をもって
行動していけます^^
今日もお読みいただき
ありがとうございました。
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