人はいつか必ず死ぬんだよ。

毎年、この季節になると
「お墓参りに行こう。」
夫がそう言ってきます。

母の死から11年が経ち
今年は家族4人でお墓参りへ。


過去から今

母の死
そして
その後
出会った大切な目の前のイノチ

そんな
あれこれに思いを馳せ

11年経って
まじまじと一人のヒトが生きた証
これまでに誰一人としてかけることなく繋いで来てくれたイノチがあることで
ここに生きているということ
なんて
すごいことなんだろう。
と、感じさせてもらいます。


11年前
突然あの世へ旅立った
その亡きイノチは

見える世界を変え
どう生きるかを問うには
十分すぎる出来事でした。


「自分の好きなように生きなさい。」
とよく言っていた母。
「子ども達が自立したら、私たちは夫婦で色んな所に行って旅行や登山を楽しむわ」
ともよく言っていましたが
新婚旅行以来の2人での旅行のときのことでした。


そのときに起きた山での事故死。

旅行中の父から早朝の電話が鳴ります。

「羊蹄山登山中、おかあが蜂に刺されて心肺停止状態。
CPRを続けたが、意識は戻っていない。
今、ヘリで病院へ運ばれたところ。
そういう状況だから覚悟するように。また、連絡する」

ヘリ到着まで50分CPRを続けた父は
消防士という仕事柄も
またすべてがその状況を諭すかの連絡。

そして、しばらくして死亡の連絡を受けました。


それが11年前の8月2日のことでした。





***


「人ってみんな死ぬの?」
と長男が聞いてきます。

「そうだね。
人はいつか必ず、死ぬんだよ。」


「歳をとると死ぬの?」

「そうだね。必ず人には死がやってくるんだよ。
歳を重ねて亡くなる人もいるし
そうではなく
亡くなる場合もあるんだよ。」


「へぇーそっかぁ
それって、お母さんのお母さんみたいに?」

「そうだね。
突然の事故で亡くなることもあるんだよ。」


そう交わされる息子と夫の会話。


死を日常に感じることがなくなってきていると言われる昨今ですが

私たちなりに
子ども達には伝えていきたいこと
そのひとつとしてある
「イノチの話」

なにを感じ
なにを受け取り
どう生きるか

それは
死を知ること
死を見つめることで
今をどう生きるか
ということに繋がっていると思っています。

***

11年目の今年。

これまでは、もっと
ざわざわしていたけれど

子ども達に
「ほら、お空から、お祖母ちゃんが見てるよ~
見守ってくれているよ!
あなた達がうまれてきたことを
とーっても喜んでいるよ」

そう
子ども達の前で笑って話しては
ふと、
時間をかけながらも
悲しみを感じてきたこれまでものことも
頭によぎりました。


心の傷が癒されるために必要なプロセス
(以前のメルマガ・ブログ記事)
でも書いたように

時間は必要だったし
現実を受け容れ
感情を感じるプロセスも必要だった。

だけど、その事実と共に生きる。

生きるとは
死と隣り合わせ


さぁ
今日も
子ども達とイノチの話を。

そして
あなた達がどんなに尊い存在か
そんな話を存分にしよう。

そう思うのでした。




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