子どもが泣いたとき、大人にできるいちばん大切なこと


こんにちは。
心とカラダの土台づくりを通して
可能性を未来へつなぐ
「ココカラミライ」の
梅田あいこです






毎年春は、
市内の各保育園を巡回して
運動教室を行う時期。



「転びやすい子が多くて
 どうしたらいいんでしょうか?」

「鬼ごっこをすると
ぶつかる子が続出して、困ってます。」

などなど


子どもの運動発達に関して
毎年、聞かれるコトです。

(便利な時代の中
カラダを使うことが激減している現状からも起きていますよね。)




そんな中で、
園の先生方と
そのときどきの質問にお応えしたり

現場の様子を伺う時間は
私にとっても学びの多い
大切な時間となっています。











さて今日は、
運動教室で保育園に
出向いたときに感じたことから

==========
子どもが泣ことの意味
==========
について
お伝えしたいと思います。








では、はじめましょう~









先日、
保育園に運動教室で出向いたときのこと。




元気いっぱいに走っていた子が
転んでしまい、

また、提示した運動課題がうまくできなかった子が
「えーん、えーん」

と、涙をこぼす場面がありました。

(こうした場面、子どもたちの日常ではよくありますよね^^)

そのとき、
そばにいた保育士さんが
こう声をかけていました。



「そんなことで泣かないの!」



きっと先生にとっては
励ましや
「大丈夫だよ」という
思いが込められていたのだと思います。



忙しい保育の現場では、
全体を見ながら一人ひとりに関わる難しさもあり
先生方も子どもたちを思って
精一杯に関わっていらっしゃいます。




それでも、その声かけを聞いたとき、
私の中に、なんとも言えない気持ちが静かに広がっていきました。









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「そんなことで泣かないの!」
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保育の現場では
よく耳にするこの言葉。





でも
改めて立ち止まってみると
「そんなこと」とは、
あくまで“大人の物差し”で見た世界です。



けれど、
子どもにとっては
“心が大きく揺れたこと”
かもしれません。




大人から見れば

ちょっとした
転倒かもしれませんし

ちょっと
うまく出来なかったコト
かもしれません。






でも、子どもにとっては

「怖かった」
「痛かった」
「うまくできなくて悔しかった」


そんな気持ちがあふれて
涙になって
出てきているのかもしれません。






それを「泣かないの」と
止めてしまったら、


子どもは
「この気持ちは感じちゃいけないんだ」と思い、

少しずつ
自分の感情をしまいこむようになるかもしれません。









泣くことは心の自然な反応。


転んで泣く。
うまくできなくて悔しくて泣く。



それは、
子どもが“心を動かしながら育っている証”
でもあります。



「できなくて悔しい」
「うまくやりたいのにできないもどかしさ」
「みんなに見られて恥ずかしかった」


そんな感情は、
どれもその子にとって
とても大切な心の動きです。



それを
ちゃんと出せること
泣いていいと思えること


そして
子どもが泣いたとき、
大人がどう受けとめるかは


子どもの
「感じていい」
「出していい」という
自己受容の土台にもつながっていきます。








転んだとき
うまくできなかったときに
泣くのは、

悔しさ・痛さ・恥ずかしさ・不安など、

さまざまな感情が一気にこみ上げた証です。



泣くことには
痛い・悔しい・恥ずかしい・不安…
たくさんの気持ちが詰まっています。

それを
ただ「泣くな」と抑えてしまうと、
感情の処理が途中で止まり、
未消化のまま心に残ることがあります。




泣いている子に
大人ができることは、

「泣かないの」
と止めることではなくて、


その子の気持ちに
そっと寄り添うこと。



言葉にならない気持ちを
代弁して
受容してあげること。


たとえば
「びっくりしたね」
「悔しかったんだよね」
「できると思ってたのに、うまくいかなくて悲しかったんだね」



そんな風に
子どもの中にある気持ちに共感してあげること。




たったそれだけでも
子どもは

「感じていいんだ」
「わかってもらえた」
と感じて、

安心して前に進むことができます。








========
私たち大人が
「泣いてもいいんだよ」
と受けとめられること。
========




それは、
子どもにとって
「どんな自分も大丈夫なんだ」と思える
心の根っこにつながっていきます。



そんな想いを向けられることが、

きっと子どもたちの未来に
小さなやさしさの芽を育んでいくのだと思います。








子どもたちは
私たちにたくさんのことを教えてくれます。


泣くことも
転ぶことも
間違うことも

全部が“成長の途中”の大切なサイン。


その気持ちを大切に受けとめることは、
その子の「心の根っこ」を育てることにも
つながっていきます。


小さな声かけひとつで
子どもの心は安心したりします^^



そして
「どんな気持ちもあっていいんだ」
と思えるようになります。

その子の涙が
自分を大切にできる
やさしい心の芽を育てていく時間となりますように。


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