「お母さん、いけない言葉使ったよ。あの言葉は言わないでほしかった。」



「お母さん、いけない言葉使ったよ。あの言葉は言わないでほしかった。」

***

今朝の出来事。

毎週、週末には幼稚園から好きな本を借りてきて
そして、月曜日に返却します。
年中になった長男は
以前に増して、いろんな絵本を選んでは
読み聞かせを楽しみにしています。

自分で選んでくる好きな絵本を
週末に読み聞かせをするのがお決まりでしたが

今回は、その借りてきた本の読み聞かせをしていませんでした。



月曜の朝、幼稚園に行く準備をしていると
「まだ、この本読んでない!」と息子。

「あ~ホントだ!読んでなかったね。」


せっかく借りてきた本だし、まだ時間はあるしね♪
幼稚園に登園する前に読んであげよう
と思い、

「じゃあ幼稚園の準備が終わったら、そのあとに読んであげるね!」
と伝えます。

ですが、あれこれしているうちに
すっかり忘れていました・・・



幼稚園に向かう車の中で

「ねぇお母さん!本、読んでくれなかったよ!」

と言われ、あーそうだった~、忘れていた~と思いつつも

「だって、セイタがテレビをずっと見てたんじゃん!」
と言ってしまった私。
あれじゃぁ、お母さんは読んであげられなくって当然よ!と言わんばかりに。



しばらく、黙る息子。

そして、少し怒り気味でもあり、悲しげに

「お母さん、今いけない言葉使ったよ。

あの言葉は言わないでほしかった。」

と言います。

え!?いけない言葉!?
いや、私今は言葉遣い大丈夫じゃない!?暴言吐いていないし・・・


なんて思って聞いていると

「だって、お母さんだって、書き物していたでしょ」

それなのに、テレビ見てたでしょ!って
あれは、いけない言葉だと思う。
あの言葉はいけない言葉だよ。」

と伝えてくれました。


(えぇ、そうでした。登園までの時間、テーブルで書き物をしていました)

あぁ~そうだよね。

たしかに、読めなかったことを正当化して

読めなかったのは自業自得よ。と言わんばかりに
テレビを見ていたことを出してきた私。

そのまま幼稚園について、送り出したのですが


あとから


あーーーーーー
これ・・・
ヒトとして、よくなかったな。

と反省しました。


そして
帰ってきたら謝ろう。

と思うのでした。


***

子どもはいつも物事の本質を問うメッセージをくれる存在だ。


親として
また、ひとりの大人として
ひとりの人間として
ヒトとして

どうあるの?

不完全で
未熟な人間として
学ばせてもらう出来事、キッカケを沢山もらう日々なのでした。

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「お母さん、いけない言葉使ったよ。あの言葉は言わないでほしかった。」” に対して1件のコメントがあります。

  1. 匿名 より:

    全身全霊に突き刺さる言葉…。

    子どもたちと生活していると、
    こんな瞬間がたくさんあることに
    気付かされます。

    それに気付けと言わんばかりに
    子どもたちからは
    何度も何度も
    根本を問いただそうとするような
    メッセージを受け取っているのだと
    感じています。

    愛子さんが
    こうして
    言葉にして伝えてくれることで
    私も
    忘れていた大切なこと
    原点に立ち返るきっかけを
    日々受け取っていると
    強く思う日々です。

    語りたいです(*˘︶˘*).。.:*♡

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