シリーズ⑤子どもはどうやって「休む力」を身につけていくの?
こんにちは。
心とカラダの土台づくりを通して
未来へつなぐ
ココカラミライの梅田あいこです🌿
*
ここまでのシリーズでは、
①・何もしない時間が、脳と心を回復させてくれること
②・私たち大人が、なぜ「休むこと」を苦手に感じやすいのか
③・休むことへの不安や怖さの根っこ
④・苦手でも、少しずつ休めるようになる方法
と、「休むことが苦手な大人の心」について
お話ししてきました。
では、
子どもはどうでしょうか。
子どもは、
どうやって「休む力」を
身につけていくのでしょう。
*
子どもが、
何もしていないように見えるとき、
また、ぼーっとしている姿を見ると、
「このままで大丈夫かな」
「何かさせたほうがいいのかな」
「怠けていないかな」
そんなふうに、
不安になることはありませんか?
*
でも実は、
子どもにとっての
「何もしていないように見える時間」は、
心と体を回復させ、
安心を取り戻すための
とても大切な時間でもあります。
*
子どもは、
「休みなさい」と言われて
休めるようになるわけではありませんし
大人のように、
意味を理解して
切り替えられるわけでもありませんよね。
子どもが身につけていくのは、
“やり方”としての休み方ではなく、
“感覚”としての安心です。
*
たとえば――
・何もしていなくても、そばに人がいる
・ぼーっとしていても、急かされない
・遊びに夢中になっても、評価されない
そんな体験の中で、
子どもの心は少しずつ、
「ここにいていい」
「力を抜いても大丈夫」
という感覚を
体に染み込ませていきます。
*
これは、
私たち大人が身につけ直そうとしている
「休む力」と、まったく同じもの。
ただ、
子どもはそれを
言葉ではなく、関係性の中で
学んでいくのです。
*
そして、
ここでとても大切なことがあります。
子どもにとっての安心は、
「大丈夫だよ」という
言葉そのものよりも、
そばにいる大人が、
今、どれくらい安心しているか。
その“状態”を、
空気ごと受け取っています。
*
大人が
少し肩の力を抜いたとき。
ふっと息を吐いたとき。
「まあ、いっか」と思えたとき。
その安心の空気そのものが、
子どもの心に
「ここは安全なんだ」という感覚として
静かに伝わっていきます。
*
だから、
子どもを安心させようと
何かを頑張って教えなくても大丈夫^^
大人が、そばで安心していること。
それだけで、
子どもは「ここは安全だ」感じ取り、
子どもの体は、安心を覚えていきます。
*
とはいえ――
「自分が休めていないのに、
子どもに安心を渡せる気がしない」
そんなふうに感じる方も
いらっしゃるかもしれません。
でも、大丈夫です。
親がいつも穏やかでいる必要はありません。
完璧な関わりも、必要ありません。
*
不安になってもいい。
イライラしてもいい。
余裕がなくなる日があってもいい。
大切なのは、
ときどき立ち止まって、
「あ、今ちょっと焦ってるな」
「余裕がなくなってきたな」
と、気づけること。
ただ、
自分の状態に気づいて、
立ち止まろうとすること。
その姿そのものが、
もう子どもにとっての
大きな安心になります。
*
子どもは、
親の「行動」よりも、
親がどんな状態でそこにいるかを
とても敏感に感じ取ります。
親が
少し呼吸をゆるめたとき。
力を抜いたとき。
その空気ごと、
子どもの心にも
「大丈夫」が広がり、
そのたびに、
子どももまた、
自分の安心に戻っていけるのです。
*
だから、
子どもの「休む力」を育てることは、
親が自分を追い込まないことと
深くつながっています。
「ちゃんとさせなきゃ」
「休ませなきゃ」
ではなく、
「今、ここは安全かな?」
そんな問いを
心のどこかに持っていられたら、
それで十分です♡
*
子どもの
ぼーっとする時間。
意味のないように見える遊び。
何も生まれていないような時間。
その中で、
心の根っこは
静かに、確かに、
育っています🌱
*
このシリーズでお伝えしてきた
「休む力」は、
特別なものではありません。
大人も、子どもも。
もともと、
誰もが持っている力です。
ただ、
忙しさや緊張の中で、
ひとりでは思い出しにくく
なっていただけ。
だからこそ、
誰かの安心に触れることで、
また戻ってくる力なのです。
*
大人が自分の安心に戻るたび、
子どももまた、
安心に戻っていける。
それが、
心の土台が
受け継がれていく
とても静かで、確かなプロセスです。
大人も、子どもも。
少しずつ、
安心を思い出していけたらいいですね^^
*
今日も、
あなたに。
そして、
あなたのそばにいる子どもたちに。
やさしい休息がありますように😌
