シリーズ⑤子どもはどうやって「休む力」を身につけていくの?


こんにちは。


心とカラダの土台づくりを通して
未来へつなぐ
ココカラミライの梅田あいこです🌿


ここまでのシリーズでは、

①・何もしない時間が、脳と心を回復させてくれること
②・私たち大人が、なぜ「休むこと」を苦手に感じやすいのか
③・休むことへの不安や怖さの根っこ
④・苦手でも、少しずつ休めるようになる方法

と、「休むことが苦手な大人の心」について
お話ししてきました。

では、
子どもはどうでしょうか。

子どもは、
どうやって「休む力」を
身につけていくのでしょう。



子どもが、
何もしていないように見えるとき、
また、ぼーっとしている姿を見ると、

「このままで大丈夫かな」
「何かさせたほうがいいのかな」
「怠けていないかな」

そんなふうに、
不安になることはありませんか?




でも実は、
子どもにとっての
「何もしていないように見える時間」は、

心と体を回復させ、
安心を取り戻すための
とても大切な時間でもあります。




子どもは、
「休みなさい」と言われて
休めるようになるわけではありませんし

大人のように、
意味を理解して
切り替えられるわけでもありませんよね。


子どもが身につけていくのは、
“やり方”としての休み方ではなく、
“感覚”としての安心
です。




たとえば――

・何もしていなくても、そばに人がいる
・ぼーっとしていても、急かされない
・遊びに夢中になっても、評価されない

そんな体験の中で、
子どもの心は少しずつ、

「ここにいていい」
「力を抜いても大丈夫」

という感覚を
体に染み込ませていきます。


これは、
私たち大人が身につけ直そうとしている
「休む力」と、まったく同じもの。

ただ、
子どもはそれを
言葉ではなく、関係性の中で
学んでいくのです。




そして、
ここでとても大切なことがあります。

子どもにとっての安心は、
「大丈夫だよ」という
言葉そのものよりも、

そばにいる大人が、
今、どれくらい安心しているか。

その“状態”を、
空気ごと受け取っています。


大人が
少し肩の力を抜いたとき。
ふっと息を吐いたとき。
「まあ、いっか」と思えたとき。

その安心の空気そのものが、
子どもの心に
「ここは安全なんだ」という感覚として
静かに伝わっていきます。



だから、
子どもを安心させようと
何かを頑張って教えなくても大丈夫^^

大人が、そばで安心していること。

それだけで、
子どもは「ここは安全だ」感じ取り、
子どもの体は、安心を覚えていきます。



とはいえ――

「自分が休めていないのに、
 子どもに安心を渡せる気がしない」

そんなふうに感じる方も
いらっしゃるかもしれません。

でも、大丈夫です。

親がいつも穏やかでいる必要はありません。
完璧な関わりも、必要ありません。



不安になってもいい。
イライラしてもいい。
余裕がなくなる日があってもいい。



大切なのは、
ときどき立ち止まって、

「あ、今ちょっと焦ってるな」
「余裕がなくなってきたな」

と、気づけること。

ただ、
自分の状態に気づいて、
立ち止まろうとすること。

その姿そのものが、
もう子どもにとっての
大きな安心になります。


子どもは、
親の「行動」よりも、
親がどんな状態でそこにいるか
とても敏感に感じ取ります。

親が
少し呼吸をゆるめたとき。
力を抜いたとき。


その空気ごと、
子どもの心にも
「大丈夫」が広がり、

そのたびに、
子どももまた、
自分の安心に戻っていけるのです。

だから、
子どもの「休む力」を育てることは、
親が自分を追い込まないことと
深くつながっています。


「ちゃんとさせなきゃ」
「休ませなきゃ」

ではなく、

「今、ここは安全かな?」

そんな問いを
心のどこかに持っていられたら、
それで十分です♡


子どもの
ぼーっとする時間。
意味のないように見える遊び。
何も生まれていないような時間。

その中で、
心の根っこは
静かに、確かに、
育っています🌱


このシリーズでお伝えしてきた
「休む力」は、
特別なものではありません。

大人も、子どもも。
もともと、
誰もが持っている力です。

ただ、
忙しさや緊張の中で、
ひとりでは思い出しにくく
なっていただけ。

だからこそ、
誰かの安心に触れることで、
また戻ってくる力なのです。




大人が自分の安心に戻るたび、
子どももまた、
安心に戻っていける。



それが、
心の土台が
受け継がれていく
とても静かで、確かなプロセスです。


大人も、子どもも。
少しずつ、
安心を思い出していけたらいいですね^^


今日も、
あなたに。

そして、
あなたのそばにいる子どもたちに。

やさしい休息がありますように😌

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