自己批判をやわらげる3つのステップ
こんにちは
心とカラダの土台づくりを通じて
可能性を未来へつなぐ
「ココカラミライ」
梅田あいこです。
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こちらの記事
「子どもに幸せになる能力を身につけてほしいと思うなら」
では、
イギリスの心理療法士 フィリッパ・ペリーの著書
『子どもとの関係が変わる 自分の親に読んでほしかった本』から
次の一文をご紹介しました。
「子どもに幸せになる能力を身につけてほしいと思うなら、
いちばん邪魔になるのはあなた自身の自己批判なのです。」
この記事の中では
・子どもの健やかな成長に必要なのは
「感情を受けとめてもらう経験」であること
・親自身が自己批判にとらわれていると、
子どもの感情に寄り添う余裕がなくなること
・親の自己批判は、
子どもの感情受容を妨げてしまうこと
・親自身が自分に寄り添えることの大切さ
・自分を受けとめることが、
次に子どもの気持ちに寄り添える余裕につながること
これらをお伝えし
最後に「自己批判を和らげることができるのか。
『自己批判をやわらげるために役立つ3つのステップ』をご紹介しました。
今日はその3つを、
もう少し丁寧に見ていきたいと思います^^
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では、はじめていきましょう~
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『自己批判をやわらげるために役立つ3つのステップ』は
① 気づく(メタ認知)
② 自分に優しい言葉をかける(セルフ・コンパッション)
③ 修正できると信じる(修正可能性の信頼)
でしたね。
ひとつひとつ詳しく見ていきましょう♪
1,気づく(メタ認知)
自己批判は、気づかないうちに「クセ」のように繰り返されています。
「また怒っちゃった」
「私ってダメな母親だ」
頭の中で勝手に流れる言葉は、とても自動的です。
私自身も、ホント・・・
これまで何度も何度も繰り返してきました(^^;
ここで大切なのは、
その思考や感情に「気づく」ことです。
「あ、いま私は自分を責めているな」
と気づけるだけで、
自己批判に飲み込まれずに
“一歩引いて眺める”ことができるようになり
心に小さなスペースが生まれます。
これが、
自己批判の自動的な思考パターンに巻き込まれないための第一歩です。
・子どもに強く言ってしまった後、
声に出して「私はいま自分を責めている」と言ってみる。
・感情日記に「責めモードに入った」と書いてみる。
気づくだけでも、責めのループは少しずつ弱まっていき
心は、おのずと楽になっていきます。
2,自分に優しい言葉をかける(セルフ・コンパッション)
セルフ・コンパッションとは、
心理学者クリスティン・ネフが提唱した概念で、
「自分に思いやりを向けること」を意味します。
失敗や困難の中にいる自分を責めるのではなく、
人間らしい部分として受け入れ、
あたたかく支える態度です。
心理学の研究でも、セルフ・コンパッションを持てる人ほど
ストレスに強く、回復力が高まり
他者への優しさも増すことが分かっています。
「失敗するのは人間らしさの一部」
「同じ状況の友達に、私はなんて声をかけるだろう?」
こんな視点を持つだけで、
自己批判の言葉はやわらぐんですね。
例えば、
子どもにきつく言ってしまって、
落ち込んだり、自己批判の言葉が並ぶようなときには
まず気づき、
そして
「ママだって完璧じゃないよね」
と声に出してみる。
自分を責めたくなったら
「同じ状況の友達には、なんて言いうかな?」を考えて、
その言葉を自分に向ける。
自分に優しい言葉をかけられるようになると、
「失敗しても大丈夫」という安心感が
少しずつ育っていきます。
こうした安心感が、
やがて“失敗してもやり直せる”という
信頼感の土台になっていきます。
3,修正できると信じる(修正可能性の信頼)
最後のポイントは、「やり直せる」と信じることです。
愛着理論の研究でも、
親子関係は「失敗しないこと」よりも
「修復できること」の方が大切だとされています。
たとえ怒ってしまっても、
あとで「さっきはごめんね」と謝ることで、
かえって子どもは安心し、信頼関係は深まります。
「ママも失敗するけど、仲直りできるよ」
その姿を見せることこそが、
子どもにとっての最高の安心材料です。
これが、子どもに「安心して人と関われる」感覚を育てていきます。
*
自己批判をやわらげる3つのステップは
- 気づく(メタ認知)
- 自分に優しい言葉をかける(セルフ・コンパッション)
- 修正できると信じる(修正可能性の信頼)
この3つはとてもシンプルですが、実は大きな力を持っています。
あなたが自分にやさしくできるとき
その姿を見ている子どもは「自分も大丈夫なんだ」と安心できます。
完璧じゃなくていい。
失敗しても、やり直せばいい。
その積み重ねが、
子どもに「幸せになる力」を育てていくのです。
*
子どもに「幸せになる力」を渡したいなら、
まずは親自身が自分にやさしくなることから。
でも…これが、私は
ずーっとむずかしくて。
自分のクセは根深く
気づかないうちに繰り返されてしまうんですよね(^^;
けれど、気づいてアプローチしていけば
人はかならず変化していけます♪
今、私はセルフコンパッションの8週間ワークに参加して、
少しずつ取り組んでいるところです。
(一人でしようとせずに環境に身を置くって大事♡)
あなたが自分を責めるかわりに、
「大丈夫だよ」と受けとめられるとき、
子どもにとっても最高の安心になります。
その一歩は、子どもの未来だけでなく、
あなた自身の心もやさしく包んでくれるはずです^^
もし「もっと自己批判をやわらげる具体的な方法を知りたい」
と思われたら、
私がメール講座でお伝えしている実践ワークも役立つと思います^^
よかったら、のぞいてみてくださいね。
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今日もお読みいただきありがとうございました♡
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