「大人が自分の心の器を育てなおすための方法」



こんにちは
心とカラダの土台づくりを通じて
可能性を未来へつなぐ
「ココカラミライ」
梅田あいこです。




以前に
「自我を育てていくための最も基本的な方法」
についてお届けしました。

・小さな「自分の気持ちに気づくこと」や
・他者との境界線を意識すること


こうした“内側からのアプローチ”を通して、
自我を確立していく道のりをお伝えしました。



こうした内面の働きかけによって、
“わたし”という軸は少しずつ育っていきます。


そして、自我の発達には
もうひとつ欠かせない視点があります。


それが
「外側の環境=心の器」の存在です。


これは、心理学で言うところの
「心の器(コンテイナー)」=“外的な枠組み”とも呼ばれるもの。





安心できる関係性や
適切な枠組み(ルール)
秩序ある環境といった
「外側の枠組み」があるからこそ

私たちは内面と向き合い
心の内をととのえることができるのです。


私たちが自分の気持ちに気づけるのも、
それを言葉にできるのも、
「安心できる場」や「関係性」があるからこそ。

たとえば…

・なんでも受けとめてくれる人の前では、素直に涙が出る
・ルールや枠組みがあるから、安心して自分の意見が言える
・「ここにいてもいい」と思える場所があるから、自分を出せる

そんなふうに
外側の器が内側の心を支えてくれるのです。


今日は、この「心の器」について、

そして
「大人が自分の心の器を育てなおすための方法」を
お話していきますね^^


では、はじめてきましょう~





まず、
ものすごく効果的で、大切な方法を今日はご紹介します。



それは・・・
「秩序ある外枠をもつこと」



自分の心を安定させ、自我を育んでいくためには、
“自由”だけでなく“枠”が必要なのです。

「自分らしく生きる」には、
「好きなようにふるまえばいい」だけでは足りません。

大切なのは
「自分が整う型」=外的な枠組みを持っているかどうか。


つまり、
「自分に合った“枠組み”を整える」こと。

そして、もうひとつ…
『基本の型を反復すること』がカギになります。



たとえば…

・一日の流れ(朝・昼・夜のリズム)
・自分との約束(夜10時にはスマホを手放す、など)
・人間関係のルール(LINEを即レスしない、など)

こうした「小さなルールや仕組み」が、
実はとても大切な『心の器』になります。



それは、誰かに強いられるルールではなく、
“自分を守るための枠”としての役割を果たすのです。



たとえば、子どもたちは
同じ時間に起きて、ごはんを食べて、遊んで、寝る──
そんな日々のリズムの中で、
安心し、落ち着き、育っていきますよね。

それと同じように、
大人になっても「型」は、
心の安定を支えてくれます。




「いつもこの時間に起きる」
「朝はコーヒーを飲んでノートを開く」
「夜はスマホを21時に手放す」など


こうした、
毎日くり返す“決まったパターン”=型が、
心のベースを支えてくれるのです。


それは「縛り」ではありません。
むしろ、
自分の感情や思考が乱れにくくなるように
整えてくれる外側の支え」なのです。



特に、大人になってから
「自分を立て直したい」と思うときには、

「自分を守るための基本の型」をあえて繰り返すこと
とても効果的です。

・枠があるからこそ、自分を崩さずに過ごせる。
・予定が決まっているからこそ、迷いなく動ける。

その感覚は、
子どもだけでなく、
大人の心にも安心をもたらしてくれます。



また、そんな
自分にあった「繰り返し」は、
自己一致の練習にもなっていきます。

同じ行動をくり返していると、
そこに少しずつ
「自分らしさ」や「心地よさ」が積み重なっていきます。

 *

たとえば、
「朝は静かな音楽を聴く」
「夜はキャンドルを灯して深呼吸する」

そんな習慣のくり返しが、やがて
「私は、こういう時間が好きなんだな」
と気づかせてくれるのです。

それは、
“自分の感覚”と“行動”が一致する経験につながっていきます。

 

この「自己一致の小さな成功体験」は、
不安定だった自我をしっかりと立たせてくれる
“心の足場”になります。


ここで大切なのは、
「正しい型」や「立派な習慣」を目指すことではありません。


大事なのは、
“今の自分にちょうどいい枠”を
自分で選ぶ」ということ。

 

たとえば…

  • 起きたらカーテンを開けて、空を見る
  • ごはんの前に、今日の気分をひとこと感じてみる
  • 寝る前に、「今日よかったこと」をひとつだけ思い出す

 

どんなにささやかでも、
それを自分のために、意識的に繰り返すことが、
“自分に合った器”を少しずつ形づくっていきます。

 

最初はちょっと面倒に感じることもあるかもしれません。
でも、それが“型”としてなじんでくる頃には、
きっと、「自分との信頼関係」が育ちはじめているはずです^^





【編集後記】


私は、本当~に・・・
この「心の器」が脆弱でした。

30代前半
そのことに気づき

どうしたら、心の器を育てつことができるか。
ということも
くり返し、、くり返し、学び、
自分の中に落とし込んでいきました。

残念ながら!?(^^)
すぐに、劇的に!
変わるというものではありません。

ですが、
しっかりと取り組むことで
着実に変わっていきます。


器を丈夫につくりあげていく作業と言うのは
地道にコツコツ♪
この積み重ねが一番の近道です。


まだまだ「心の器」を育てるための方法は
お伝えしたいことがたくさんなので(笑)

また、お届けしていきますね~


今日もお読みいただきありがとうございました♪

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