安心・安全な場をつくるために、本当に大切なことは?



こんにちは

心とカラダの土台づくりを通じて
可能性を未来へつなぐ
「ココカラミライ」
梅田あいこです。




お子さんと暮らすご家庭では
夏休みがはじまり
家族で過ごし時間が自然と増えてくる時期ですね。


みなさんは普段、
どんな人と、どんな場所で過ごす時間が
多いでしょうか?



家庭、職場、学校、趣味のサークル
など

私たちが日々、
誰かと関わりながら過ごしている「場」は
きっといくつかあるのではないかと思います。



そんな中で
今、あなたが多くの時間を
過ごしている「その場」は、
安心・安全な場所と感じられるでしょうか?



日常の中で、
私たちが長い時間を過ごす「場」が
安心できる空間であることは
とても大切ですよね。



安心できる場では
人は心を開き
その人らしさが自然と発揮されていきます。

person holding white and pink heart figure
Photo by Kristina Paukshtite on Pexels.com


逆に
もしも、日々を過ごす場が
「安心できない空間」だったとしたら・・・


本音も感情も、
しだいに押し込められてしまいますし、
心そのものが脅かされてしまいますよね。






そこで今日は
==============
安心・安全な場をつくるために
大切なこと

==============
をお話ししたいと思います♪





では、はじめていきましょう~^^




家庭にしても
職場にしても

私たちが「人」と関わりながら生きていく
すべての場所において、
大切にしたいもの・・・

それはやはり
安心・安全な場であること
ですよね。



安心できる場をつくるために必要なことは
たくさんありますが
そのなかでも
家庭でも職場でも
共通してとても重要な土台があります。


それが、
==================
『心理的安全性が確保されていること』
==================
です。




心理的安全性とは、

「自分の気持ちや考えを安心して表現できること」
「間違いや失敗をしても、 否定されたり責められたりしないこと」

を指します。


つまり、
「ここでは自分らしくいていい」
「間違っても責められない」

と感じられるような、
心が安心して開ける状態のことをいいます。



そんな
安心・安全な場をつくるために
大切にしたいことを
ここからお伝えしていきますね^^


Love symbol, heart, valentine photo

■ ① ミスや失敗を責めない・否定されないこと

まず、安心・安全な環境において
いちばんの土台になるのがこの視点です。

人は誰でもミスをしたり、うまくいかないときがありますよね。



そんなときに…

「なんでこんなことしたの?」
「また失敗したの?」
「ちゃんとしてよ!」

と責められると、どうでしょう・・・(-_-;)

mad black woman shouting at sad female
Photo by Liza Summer on Pexels.com


最初のうちは反発したり
自分の気持ちを伝えようと努力するかもしれません。

(私自身、そんな反応をよくしていました^^;)



でも、ミスや失敗を責められたり、
否定されることが繰り返されると

心はぎゅっと縮こまり、
「もう何も言わないほうがいい」と
感情も思考も閉じてしまうことがあります。


子どもであれば
挑戦する気持ちを手放してしまうかもしれません。


職場であれば
自分の意見を出さなくなったり
責任を回避する行動につながることもあります。


ですが、反対に

「そうだったんだね」
「うまくいかなくて、悔しかったね」
「どうしたらよかったと思う?」

と、まず
「気持ち”を受けとめてもらえること」

そして
「人としての存在を否定されないこと」

これだけで
人は安心して自分を見つめ
「次はこうしてみよう」と前向きに
考える力を育てていきます。



安心のはじまりは
「自分の話を、まずは受けとめてもらえる」

という体験から生まれます。


・責めるのではなく、理解してもらえること
・正そうとする前に、寄り添ってもらえること


それは、
家庭でも職場でも「安心の土台」となり
その関係に「信頼」を育てていきます。


「そんなこと言ってもダメでしょ」
「でも、それは違うよ」

とすぐに返されるのではなく


「そう感じたんだね」
「そういう見方もあるよね」

と、一度しっかり受けとめてもらえる経験の積み重ねが

「ここは安心できる場所なんだ」
と感じられる土台になります。



そして、安心して失敗できる場
人の力を引き出してくれるんですよね。


そうやって、わたしたちは
責められない環境があることで
「考える力」や「再チャレンジする力」を
育てていくことができます^^







また、そのうえで
安心・安全な環境において
『一貫性と予測可能性』
『「違い」を認め合えること』
も大切です。


ここも
もう少し詳しくお伝えしますね。

■ ② 一貫性と予測可能性

続いて大切なのが、関わりの安定性です。


例えば、
こんな状況を想像してみてください。


親・上司・リーダー・先生などの
その場をつくる人が
日によって対応が変わったり、
機嫌や感情によって態度が変わったりする状況。


そのような状況では
周りはいつも
緊張した状況で過ごすことに
なり兼ねませんよね。



子どもは、
「今日は何をしたら怒られるのか」
「昨日はOKだったのに、今日はダメなの?」と、
常に顔色をうかがうようになり


職場でも
「この上司は何を求めているのかわからない」
「話しかけても気分次第で変わる」と感じると
安心して働くことはむずかしいですよね。


だからこそ大切なのは

・対応やルールが安定していること
・感情の起伏に振り回されない
・次にどうなるか、ある程度予測できる


そんな見通しのある関係性が
安心を生みます。


一貫した対応と予測可能な関わりは、
人と人同士
その環境は
「安心」をつくる、大切な要素です^^

■ ③ 「違い」を認め合えること

そして、もうひとつ。

人それぞれの『「違い」を認め合えること』
安心には欠かせません。

人はみんな、それぞれ感じ方も考え方も違います。
価値観・考え方・感じ方は、一人ひとり違って当然です。


家庭でも、
「親と子」「夫と妻」
価値観が違うことはよくありますし


職場でも、
「年齢」「役職」「文化」など
違いはつきものです。


大切なのは、
「同じでなければ受け入れない」ではなく、
「違っても一緒にいられる」関係性を育てること。


違っても大丈夫^^

そんな空気があることで、
人は“自分のままでいていい”と感じることができます。


それが、
互いを尊重し合える「安心感」に
つながっていくのです。






■ ④ まずは“わたし”が安心していること

そして、最後に
いちばん忘れてはいけないのが、これです。


安心・安全な場をつくるには
「まず自分が安心していること」


・余裕がないとき
・イライラしているとき
・心がざわざわ不安定なとき


そんなときに
周囲に安心を与えられるかというと
とても難しい状況ですよね。


子どもに対しても
つい怒りっぽくなってしまったり、


パートナーや同僚にも
きつい言い方になってしまったり

そんな自分が顔を出します。



だからこそ、まずは

・自分自身の感情を整えること
・疲れていたら、休むこと
・心が張りつめていたら、話を聴いてもらうこと


「私自身が、ちゃんと安心できているかな?」

そんな問いかけを大切にしていきたいですね。


そうして、
自分が安心できているとき、
その安心感は
まわりへと伝わっていきます。


私自身、子どもたちの環境や家庭を
“安心・安全な場”にしたいと願いながら、
うまくいかない自分に
ガッカリしたり、
嫌気がさしたりしてまうこともありました。


はい、すごーくありました(^^;

でも、
「まず自分にとっての安心を整える」
という視点を持ったとき

それがどれほど大切なことか
意識しはじめた頃から

「子どもたちにとっての安心・安全な場をつくるって
こういうことなんだな」


と、少しずつ
つながりを感じるようになりました。





安心・安全な場は、
とくべつな人だけがつくれるものではなく
日々の関わりの中で、
少しずつ育てていくモノだと思います。


関係性の中に、
小さな「安全基地」を育てていくこと。

それが、
私たちにとって何よりの
「心の土台」になります。



そのためには、
まず自分自身の内側を整えながら

「否定されないこと」
「責められないこと」
「違いを認め合えること」

そんな関係性を、
今いる「場」の中で少しずつ育てていけたらと思うのです。



「ここにいていい」
「自分でいていい」

そう思える場所が、
誰にとっても、ひとつでも多く、増えていきますように。

今日も、お読みいただきありがとうございました^^





【編集後記】



そしてもし、
「安心・安全な場をつくりたい」と願いながらも、
うまくいかない自分に
モヤモヤ、ガッカリ、やるせなさを感じることがあったら…

どうか、自分自身がまず
『安心して委ねられる場所』を持っているかどうか
立ち止まって見つめてみてくださいね。


安心できる関係性の中で、
自分の気持ちや思いを丁寧に受けとめてもらう体験こそが、
自分が誰かに対して『安心の場』を届けていくための
いちばんの土台になります。

私もまた、その体験があったからこそ
少しずつ子どもや周りの人との関係性が
変わっていったと実感しています。



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